
様々な行動原因によるありがちな傾向
認識限界、自己偏重、現在偏重、環境順応の組み合わせにより、ありがちな行動傾向を紹介します。
- ミスはゼロにならない
- 変化を望まない
- 判断が感覚的で偏る
これらは人の基本的な傾向とも言えますが、各マネジメントの場面においてこのような傾向が現れるのは避けられないと考えるべきです。
また、あるべき姿やそこへ向かう道が見えておらず、バラバラに行動してしまうような状態もあります。
- 違う方向に向かって動いてしまう
- 勝手な優先順位とつけて動いてしまう
- 目的を無視して目の前の作業を優先してしまう
これは似たような傾向です。原因も似たようなものですが、それぞれ対処方法はあります。
神が手を差し伸べると思っている
ITの現場では障害対応や課題対応において、時として全く進んでいない状況になっていることがあります。
ベンダー側の仕事においてもよく見ていないと実は進んでいないことがよくあります。
明らかにやらなければ問題となることがあるはずなのに、放置されてしまっているのは、どのように進めていくかが見えておらず、自分も手を出さず、今やっていることにしか目を向けず、周囲も皆手を出さない状態となっているからです。
ここまで説明してきた行動の傾向の中でも、様々な要因により発生する不思議な状態です。
なんとかしてくれる神はいませんので、誰かがなんとかしないといけない状態です。
締め切りギリギリに仕事をする
最後となりますが、最初に紹介したものと同じとなります。
ギリギリにに仕事するという現象は非常によくあることなので、自分に対しても人に対しても何らか対処をしていきていると思います。
こうなってしまう原因と影響について、改めて考えてみたいと思います。
何かやらなければならないことが発生し、その仕事はある一定期間の締め切りがあったとします。1か月先だったとしたら、今から5日以内に終わらせるような人はほとんどいないでしょう。
先にも話したように、8割がたはギリギリに持ってきてしまいます。
原因は、これまで話してきている4つの分類でいうと、全ての組み合わせにより発生しているものと思われます。
まず、どうやるかが見えていないです。そしてその先のあることも見えていないです。見ようともしていないです。その先にあるものとは、締め切りがあるということは、その先の仕事があるということです。
ただし、その先は頼んだ人の仕事であり、自分の仕事ではありません。その先の仕事は、締め切りに終わることを前提としているため、できていないと影響がでることなります。
少なくとも、迷惑は掛かるわけです。
見えていないことにより、自分が今やっていることを優先してしまいます。複数が関係しているときは、必ずやらない人がいますので、やらない方向に流されます。
このギリギリに実施するという傾向は、仕事上困ることではあるのですが、必ずあることなので、対処をよく考えておく必要があります。
次は影響について見てみたいと思います。仕事にもいろいろありますが、ITの開発で考えると、最後はテストなり確認の作業となります。
ギリギリに終わらせてしまうと、最後の1日に、他の人も含め他すべての仕事を確認し、完了にさせないといけないことになります。
つまり、常にギリギリに仕事しているということは、最後の1日の見積が正しくできていないために、結果締め切りに間に合わないという現象が常態化します。
常態化ということは、全体的に遅れが出てきて、いつのまにか取り戻せないほどの状態に陥ることになります。
スケジュールの計画と実行のマネジメントは、最も重要なものの一つです。



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