追い込まれると自分が大事である思いが如実に現れ、他が見えない<自己偏重>

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自分が大事

自己偏重について説明します。

一つ典型的な行動について挙げるとしたら、心地よい範囲でしか仕事しない、という傾向があります。かなり自分勝手に見えます。

しかし、この傾向は一般的なものであると同時に、ITの現場においては、すぐに仕事量が自分の範囲を超えてしまうため、あえて、このような行動をとることが頻繁に発生します。

心地よいというのは、自分としては今だいたいわかっているし、何か頼まれても苦労なく進められる範囲ということになるでしょう。

自分が考えた心地よい範囲は、本来は時間とともに変わってきているはずですし、将来のあるべき状態とずれがあるかもしれません。そうであるにも関わらず、自分に閉じこもってしまうことが多いです。

このような自分よりに都合よく考えてしまったり、自分を重んじる傾向をここでは自己偏重としています。

心地よい範囲にいるということは、心地よい範囲を出ることが自ら行うことはあまり考えられません。よって、言われないとやらない、という傾向も出てきます。

他人との関係における仕事の自分寄りの傾向

ITの仕事においては、同僚に加え外注先やエンドユーザなども含めて関係者が多く発生している場合が多いと思います。他人との仕事の関係において、この自己偏重の傾向が出てしまい、仕事が滞っていることはないか、注意したいです。

他人との関係においては、様々な特徴的な行動が出ます。他人の仕事に責任を持たない、少しでもやらなくていいものはやらない、少しでも他人に関係していたら他人の責にする、他人のことは聞いていない、といった一見身勝手な行動がでてきます。これは未熟なスタッフにおいて出てくるというものではなく、実は部長などの役職があり、スキルもある人でも発生する問題です。

ITの現場においては、例えば何らかのトラブルが発生した場合、ビジネス上の復旧を目的としていち早く行動すべきではありますが、なぜか進んでいないことがあります。

トラブルの原因が、あるエンドユーザのミスによるものであればどうでしょう。ITスタッフは他人の責任であることに対して行動するでしょうか。優れた組織ではコトは進むように思われますが、よく見るとすんなりとは進んでいないこともあります。

悪いことはギリギリまで隠す

ITの現場では、トラブルや遅延など悪いことがそこら中で起きます。

一人だけでなんとかなる問題であれば、その後に起きるであろう問題も含めて自分で対処するしかありませんが、大抵の場合は何人かの関係者はいます。

悪いことが起きていそうでも、ITにおいてはよくわからないこともあります。影響がよく見えないということが一番の理由です。

そうではあっても、早めに悪いことを共有したほうが対処が楽になるはずですが、なんでもなく終わればそれに越したことはないので、なんとかギリギリまで粘ります。

その行動の傾向は、一つの自己偏重の表れと思います。

調子よいと思いきや、少し経つと調子悪い?

自己偏重の分類した行動の中でも少し毛色の違うものではありますが、一つ紹介します。

調子の良し悪しが仕事に影響します。これは当たり前のようではありますが、特にプロジェクト実行中であれば気を付けたいことです。

数か月、場合によっては何年も掛けて実施しているプロジェクトがあるかもしれません。その期間、常に好調で実行できているとは考えないほうがいいです。どこかで調子悪い時はあります。

このような状況は性格などではなく、誰でも起きることであり、やるべきことに対して、自己偏重に陥り、パフォーマンスが本来のレベルまで達しないことが、たびたび現れるということになります。

どういう頻度で、どのくらいの期間、と言われても予想できるものではないので、傍から見ると難しいのではありますが、そんなものだと思いつつ、マネジメントしていく必要がありそうです。

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