
ITマネジメントの各場面で共通の7つの手法とは
ITマネジメントの対象領域はITに関わる日常と非日常の全般となります。そして各場面にて有効なマネジメント手法が存在します。
ここでは、各場面で共通的に有効となる重要な7つの手法について紹介します。
マネジメントは熟練者でないとできないものではありますが、これらの手法は難しいものではなく、すぐにでも実行できます。しかもうまくマネジメントできるようになります。
あらゆる場面で共通なものですので、これまでのスキルに加えて、1レベル上のパフォーマンスが出せるようになるものですので、参考にしてください。
計画と計画の保険
PDCAというサイクルのPことで、実行のために最初にすべきことです。
その後計画を元に進めていくわけですから、計画の精度が高くないと、実行できません。
また、すべてが予定どおりの前提であるとも限らず、前提から狂うこともあります。そんな時にも備えるべく、計画しておくということです。
会議
様々な形態がある会議ですが、基本の進め方は一つです。
当初の目的あったゴールに向かう必要があります。
会議は、マネジメント上発生するあらゆる困難を解決できるツールでもあります。
すんなりいかないこともあるかもしれませんが、用意周到に臨むことで、効果を上げていきたいです。
チーム作り
チームはマネージャを中心として複数組まれ、それぞれチームリーダが配置されます。
階層的になっていますので、マネージャの責任と負担は絶大です。ただチームリーダがいるおかげで、情報流通がうまくいくようになります。
一見きれいに見えますが、リーダをやりたがらない人も当たり前にいますので、実践では運営に工夫が必要です。
スケジュール表
タスクの計画に対して日付とやる人を具体的に計画化したものです。
大括りの工程表や詳細化したスケジュールがあり、徐々に詳細化していくこともあります。
日付は最終締め切り日を決める意味もありますが、他の制約を表す日付やイベントを表す日付もあります。それらの日付は、スケジュール全体に影響するかもしれないため、全体の矛盾が出ていないか注意が必要です。
課題マネジメント
課題はまずタスク計画を進める上での阻害要因として、的確に認識するところから始めます。
そして出てきた課題は確実に解決していくことです。
それだけと言えばそれだけなのですが、同じ1件の課題でも一つひとつ特徴がありますので、定量情報だけでなく、定性情報として全体の状況を捉えることが、今行っている仕事やプロジェクトが見えてくる手段となります。
変更マネジメント
変更は、日常や計画に対して何らかの変更を加えるものです。変更は、何らか必要があって変更するのですから、ある意味改善ではあるので、前向きに実施したいところです。
しかしながら、変更にはリスクが多く存在します。
そもそも変更前が正しいかに始まり、変更前後の切り替えがうまくいくか、そしていよいよまずい結果となったら引き返せるか、ということも考えないといけません。
検証と合目的性確認
品質を担保する手段として検証があります。検証は一定の仕様に合致しているかということで、レビューなりテストにて確認していくことになります。
検証は重要なのですが、実際には仕様が合っていなければ、成り立たないものです。
正しく動きはするものの、使えなかったということが起きるのは、本来の目的が仕様として反映されていない可能性があります。
したがって、完成形を目指すにあたって、検証だけでなく合目的性確認を並行して行っていくことが有効です。
まとめ
タスクの予定どおりの進め方とこの7つのマネジメント手法を駆使すれば、ITプロジェクトマネジメント、IT保守運用マネジメントといったあらゆる場面でITに関わるマネジメントが可能となります。
手法そのものは難しいものではなく、誰でも可能なものです。ただ対象物の理解は当然必要ですし、関わる人についても知る必要がありますので、新人でもすぐにできるというわけではありません。
しかし、誰でも少なくとも自分の領域のIT仕事については、1レベル上の仕事ができることは間違いありません。



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